大きいセンサーサイズが気になる話

大きいセンサーサイズが気になる話

現在使っている機材

執筆現在(2019.04.24)使っているカメラ本体は以下です。

  • Olympus OM-D E-M5 MarkⅡ
  • Panasonic DC-G9 PRO

2台ともマイクロフォーサーズ規格のカメラなんです

マイクロフォーサーズ機を選んだ経緯

2台の内、最初に買ったのは『OM-D E-M5 MarkⅡ』でした。こちらに関しては、その前に使っていたPENの延長線上くらいで考えていて、センサーサイズがどうこうっていうのは全く考えていませんでした。ただ、本格的に一眼始めたいなぁという感覚は強く持っていたと思います。

E-M5m2を買ってからは写真を撮るのが楽しくて色んな機材や写真の知識を毎日必死に頭に詰め込んでいました。そんなある日、スズメを被写体に選んで撮っていると「飛び出す瞬間」の難しさに気付く事になります。鳥によって違うという予備動作を把握するというのも難しそうだ、、と思っていたら素人でも簡単に撮影出来る方法を見つける事が出来きました。それが、『プリ連写』『プロキャプチャーモード』という機能でした。

これらの機能は以下のボディに搭載されていました。

  • OM-D E-M1 MarkⅡ:プロキャプチャーモード
  • DC-G9 PRO :プリ連写

このどちらも『マイクロフォーサーズ機』だったので、必然的にマイクロフォーサーズ機を選んだ事になります。なぜG9を選んだのかはまた別の機会に。

大きいセンサーサイズが欲しい!

写真やカメラの事を深く知れば知る程に手持ちの機材での「出来ること」「出来ないこと」「メリット」「デメリット」に気付いていきます。そして、マイクロフォーサーズでは出来ない事がセンサーサイズの大きいカメラでは出来る、という事にも気付きます。

マイクロフォーサーズよりも大きいセンサーサイズには、

  • APC-C
  • フルサイズ
  • 中判

とあります。そして、僕の狙いはフルサイズ一択です。
今回マイクロフォーサーズのメリットは置いといてフルサイズのメリットを挙げたいと思います。

  • ダイナミックレンジが広い
  • 高感度性能が高い
  • ボケの表現を幅広く楽しめる
  • 高解像度の選択肢がある

これら一つ一つについての説明は、これまた別の機会とするとして、これにより何が出来るかについて記しておきたいと思います。

フルサイズに変えると何が出来るの?

私的な理由のみ書き出します。

夜間撮影に強い

夜間撮影に関しては、長時間露光する場合であればマイクロフォーサーズでも問題いのですが、動体の撮影などシャッタースピードを確保したい時の高ISO感度に対するノイズ耐性がフルサイズは非常に強いです。

静止している野鳥を解像感高く撮れる

野鳥。。こいつがフルサイズにしたい決め手かも知れません。

本格的に写真を撮るようになるまではスズメやらカラスくらいしか野鳥は知りませんでした。そんな僕が、実家の愛媛に帰省した際に山に撮影に行くと、スズメやカラスとは違う鳥に沢山出会うわけです。もう感動で撮影しまくりです。

それで前述のプリ連写を手に入れる流れになるのですが、何かが違う事に気付きます。プリ連写はとても良いのですが、写真そのものがちょっと・・、それが『解像感』でした。

インスタグラム等で拝見させて頂く鳥たちは羽毛の一本一本までバッキバキに解像してるんです。もちろん撮影している距離の問題や、レンズの性能、そもそも腕の問題もあるかも知れません。ただ、晴天・順光・5m以内・被写体ブレ無し、と自信を持っている画像でもレンズ性能では埋められない程に全然違うように見えるんです。

ちょっと言い過ぎ感はありますが、素人の僕にとって腕では埋められない差がそこにはありました。

50mm f1.4とか付けてスナップ撮りたい

現在手持ちだと16mm f1.4(フルサイズ換算32mm)というレンズがあります。ぶっちゃけ満足してますけど、やはり贅沢を言えばボケともっと戯れたい。。それに尽きます。

しっかり絞って撮る写真も大好きですが、もっとボケさせたい、表現に制限が掛かってしまうのがもどかしい感じです。もちろんマイクロフォーサーズの明るいのに被写界深度が深いというのも好きなんですけどね。

まとめ

恐らくブログやInstagramで利用する分には必要ないんだろうなぁ、とか、大きな印刷とかする予定無いしなぁとか、実質必要無い部分も大きいですが、ボケの表現の広さっていうのはやはり捨てがたいなぁ。とか。とにかく悩んでるのがとても楽しいです。

そして、買った喜びや作品をブログやInstagramで紹介するのも楽しみだなぁ、とか考えちゃいます。

ていうか、フルサイズ高すぎっす!でも唯一と言って良い趣味なので妥協したくないなぁ。。